後ろのじいちゃんの声
先日の土曜日、姉が出勤で終わる頃に迎えに行きました。
外食でもしようか、という話だったんです。
しかしその頃は、姉はまだ具合が悪いのから立ち直ったばかりだった。
コッテリ脂っこいのとか食べた日には、食べ物が胃から逆流するのは
目に見えている。
うどんでも食べようかと思ってたんだけど、MARUが以前から行ってみたい
お店が一つあったので、そこにしようと誘ってみる。
それは中華のお粥がメインのお店。
中華料理も色々あるらしいんですが、おかゆが20種類くらい?あるらしく
興味があったので行ってみようと言うことに。
お粥なら具合が悪くても食べられるだろうし、他のメニューもあるならMARUの
胃も満たされるはずだ。
大衆的な中華の食堂と言う感じの店内。
座敷とテーブルがあり、テーブルに座りました。
MARUの後ろななめに当たる位置の座敷に座っていたのはおじいちゃんと孫?
のような組み合わせの二人で、おじいちゃんが延々と喋りながら食べてるって
構図でした。
しゃがれたデカイ声で延々と話すじいちゃん。
元気だな。
姉は貝柱のお粥を、MARUは唐揚げと青椒肉絲(チンジャオロースー)を
頼みました。
姉もお粥を食べながら、これなら少しだけでもつつけるだろうと。
しかし思いのほか体調はよかったらしく、少し以上に食べていましたが。
MARUもお粥をもらいました。
スンゴイ薄味ですが美味しい。
ザーサイがまたウマイ!
青椒肉絲が来て、お粥がきて、それをしばらく食べていた。
唐揚げは最後に来たのです。
この唐揚げが、なんと言うか…
黒くて細い、まるで竹細工のような取っ手のついた器にもりっと盛られて
運ばれてきた。
意外と量があるように見える。
色が薄い茶色で、唐揚げというよりは天ぷらの色合いに近い。
なんというかこう、テーブルに置かれた瞬間
「おおう…すごいボリューム」
と思ってしまった。
そしてスパイスだか薬味だか、そういうのが入った塩をつけて食べる一品だそうです。
そのボリューム感あふれる唐揚げが上品な器で運ばれる様を見たのだろう。
後ろのじいちゃんがえらく大きい声を張り上げて店員さんに質問した。
「あれは何ね、あれは何ね!」
店内はMARU達とそのじいちゃん達のみ。
その質問が唐揚げの事を問うているというのは、じいちゃんの姿が見えないMARU
でも容易に分かる。
店員さんは中国の方なのか、若干カタコトな感じの日本語でこう答えてました。
「鶏の唐揚げです」
無駄の無いシンプルな返答。
うーむしかし、自分が注文して今から食べようとしている品がここまで注目されて
いるとは、なんだか…気恥ずかしいな!
そして、遠慮を知らんじいちゃんだ。
その元気さをいつまでも維持して欲しい。
店員さんから答えを貰ったじいちゃんは、その後ちょっとの間だけ大人しくなったが。
あれから唐揚げは注文したんだろうか。
その唐揚げですが。
見慣れた茶色の衣ではないのですが、本場の唐揚げの一種かもしれません。
脂っこいかなと思いましたが、そんなにギトギトしてなくて食べやすかった。
衣も少しもちっとした感じ。
かなり量が多いと思ったんですが、さらりとしているのかペロッと食べれちゃい
ました。
高温でしっかりと揚げてあるのかも。
うーん、これはおいしい。
じいちゃん、オススメだよこれ!
もし注文してないのなら、次に来た時に注文してみたらいいよ!
と言ってみたい気分でした。
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