下っ端の思惑

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会社で仕事をしていると、社員の人が郵便受けに入った手紙を持って
きてくれます。
沢山来る時もあるので、それらを一つ一つ確認していったりするのですが。
取引先から来る郵便はいいとして、よく知らないところから来る郵便。
それらはほとんどダイレクトメールだったりします。
今日も某保険会社から来てました。
A4サイズの便箋にスッゲーでかい文字でウチの住所と宛名と代表取締役様、
が印刷されている。
文字は黒いのだが、文字のデカさに少し目が痛くなった…
ものすごく大きいという訳じゃなくて、なんというか…
そんな意味はその文字の羅列には無いんだろうけど…
慇懃無礼という言葉が脳裏に浮かんだのはどうしてだろう。
とにかくそういう封書が届きました。


住所宛名以外に、先方の名前とかも書いてあるんだがよ。
目立つ位置にこんな感じの内容が書かれていた。
「重要な情報を記載しておりますので、まず代表取締役様がご覧下さい」
ははあ、ダイレクトメールだからな、代表者まで行かずにポイされる場合が多いと
踏んでるんだろうな。
実際その通りだけど。
だって余計な手紙を渡したところで、社長もロクに見ないんだもん。
でもまあ、社長の事はこの場合置いといて、この内容だよ。
代表者に優先的に見せなさいよ、ってことだろ、要するに。
MARUのような下っ端のヒラ社員が見ても仕方ないって事なんだよね。
つまりお呼びじゃないってか。
そりゃそうだ。
そりゃそうだがよ。
なんかこの、どうにもこの、すこーーーしだけムカッ…とした気持ちは否めない。
別に「下っ端様もどうぞどうぞご覧下さい」なんて書けとは言わない。
しかしやっぱり人間の感情として、こう堂々と存在感を軽く否定されていると
ニャロメが!という気持ちが出てくる時もあるでしょ?


こういうまず社長に見せろ的な郵便は今までいくつもあったし、コンニャロと思い
つつも適当に処理してきたわけですし、ハッキリ言って大して気になるわけでも
ないのです、ちょこっとチクリと思うくらいで。
でも今日は事務所にあまり人が居なかったし、ちょっと暇だったもんでその郵便を
じっと見つめてしまったMARUが居た。
普段ならどうって事無いその手紙は。
MARUに挑戦状を叩きつけているような、そんなオーラを放っていた(ように見えた)。
まず代表者様にお見せ下さいと書かれたその手紙。
フ…
フフフ…
相手が悪かったな!
下っ端社員のMARUが空けてやるわ!!
そう呟きながら、はさみを片手にジャキジャキッと一気に封筒を切り裂くMARU。
息もつかずに切り終え、中身を出して見つめてニヤリと笑う。
ハッハッハ、ザマをミロ!!
下っ端が最初に見てやったぞ!
そうやって一人勝手に勝ち誇っていました。
封筒を見つめていた辺りから切り裂く様までを見ていた隣の席の女の子は、
MARUのこの大人気ない所業を見て笑っておったが…。
そんな面白いもんだったんだろうか。
呆れられるのなら分かりもするんだが。
そうして空けた郵便は、社員の保険に関するお知らせでした。
ちぇっ、予想はしてたがつまらん内容だなオイ。
そうして一通り中身を見たその郵便は、中身を戻して捨てるかどうか迷った挙句、
一応社長の机に置いておいた。
もし先に封書が空けられていた事実を追求されたなら、
「スミマセーン、取引先と勘違いして空けちゃいました、エヘッv」
とヘラヘラとアホ面で笑いながら追求を交わそうという魂胆でした。
しかし案の定、社長もあっさりその郵便をゴミ箱に捨てていましたが…。
結局なんというか、たまに負けん気が強くてしかもアホな行動に出るという性格を
再確認した今日の午後でした。

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このページは、MARUが2008年2月28日 23:14に書いたブログ記事です。

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